2013年12月21日土曜日

ひょうが降った!!


 
昨日は何だか変な天気で、晴れたかと思ったら、急に冷たい雨が降り、あげくの果てにはひょうが降ってました。とにかく寒い一日でしたね

いわゆる異常気象なんでしょうか。

利用者の皆さんも何だか落ち着きませんでした。

 

2013年12月14日土曜日

コンテストの事




大会委員長の成田真由美さん
コンテストの様子
(参加者以外はガラス越しに応援でした)
久しぶりの更新ですみません。

もう12月も半ばになってしまいましたね。今年もあと少しです。

さて、11月30日のコンテストが無事終わり、アスタ荏田は「アイデア賞」を頂きました。
当日は朝6時にアスタを出発し、横浜西区の会場入りしました。
何よりドキドキしていたのはご本人たちだったと思いますが、コンテスト会場に入ってからもとても落ち着いていて、こちらがびっくりするくらい度胸が据わっている様子でした。

お菓子の決勝には全国から8チーム参加をしており、私たちのような初出場のチームもあれば、何回もチャレンジしているチームもあり、どのチームも活気溢れるコンテストでした。

参加したのは3人でしたが、午後からは他の人たちも応援に駆けつけてくれ、表彰式に参加して喜びを分かち合う事ができました。

思いもよらずとても大きな大会に参加する事が出来、とても良い経験をさせて頂いたことで、支えあう事や、協力して何かを作り上げる事の大切さを感じる事が出来たのではないかと思います。
 
みなさん、本当にがんばったね
お疲れ様でした!!
 

2013年11月20日水曜日

コンテストに出ます



1130(土)に行われる障害者が作るパンと菓子の日本一を決める「第6回チャレンジドカップ~夢のパン・菓子コンテスト」の決勝大会にアスタ荏田が出ます。
 
代表で出る人の緊張はもちろんの事、周りの皆さんもそろって参加している気持ちです。ドキドキですが、いつもの通りに一生懸命やろうねって言い合っています。

2013年11月18日月曜日

養護学校の実習


4月から何名かの養護学校からの実習生さんを受け入れています。特に9月以降は途切れなく来て頂いており、ご本人はもとより、先生方やご家族と打ち合わせをしながら約2週間ずつ行っています。

みなさん緊張は変わりないのですが、その現わし方は色々で、ものすごく緊張している人もいれば、初日からなじんでくれる人もおり、その考え方も様々です。
ただ、緊張するという事は必要な事でもあります。知らないところで知らない人と働くという事は、言葉遣いから始まって、態度も普段と違う意識が必要だという事を理解してもらわなければなりません。ご家族や学校の友達と話をしている時とは違うと思ってもらうために、仕事中はあえて笑顔を見せない事もあります。もちろん休み時間は皆さんと楽しくお話をしてもらうことも大切です。

実習生さんを受け入れる事で、今いる利用者さん達にとっても、お互いにいい刺激になるといいな、と思いながら自分を振り返ったり、改めて勉強したりという良い機会をもらっています。

2013年11月11日月曜日

時間を守るということ


 
アスタ荏田では今、秋のイベント真っ盛りです。

イベントによっては、皆さんにいつもの出勤時間よりも早くきてもらったりすることもありますが、遅刻することなく来てくれました。

準備は元より、当日販売の商品を作ったりすることもあり、来てすぐ動かなければなりません。それでもみなさんテキパキと商品を作って、イベント会場へ移動して行きました。

 

でも・・・少し前なら、時間通りに目的地に行く事が出来ない理由はいくらでも出てきました。

○○だから時間通りに行けない。

では、○○を解決すれば行けますか?

□□だからやっぱり行けない。

では、□□をどうにかすれば・・・・

行けない理由を上げたらきりがないのですね。

時間を守るというとってもシンプルなルールですが、これを守るということはとても大切です。様々な約束事で時間を守る、というのは社会であたりまえであり、これを守れない人は信頼されませんよね。そしてこれは支援者も同じで、社会の常識と福祉現場の常識があまりにもずれてしまうのはおかしいと思うのです。

出来ない理由をたくさん上げて納得してしまうのではなくて、どうしたら出来るかを共に考えるのが支援者の役目であると考えます。
そしてご本人がやってみる。

もしかすると上手くいかない事だってあります。でもそれがあってこそ、その人にとって一番良い方法は何だろうと一緒に考えられるのではないでしょうか。

2013年11月2日土曜日

体験的勉強


昨年の稲刈り
 
アスタ荏田ではここ何年か、数人ずつ「新治里山交流センター」さんの体験教室に参加をさせていただいており、今まで「小麦体験」と「お米体験」「藍の生葉染め体験」などをしました。自分達の作っているお菓子などの材料がどのように生産されて、自分達が使い、販売する形になるまでの過程を知るとても良い機会を頂いています。

今年も「お米体験」に参加させて頂いています。先日は脱穀体験でしたが、皆昔の子どもになったように千歯こきという機械を使って脱穀をし、とても楽しそうな表情でした。

11月には待望の「新米を食べる」体験が待っています。玄米をつく経験の後に新米を釜で炊いてもらい、手作りのお漬物とお味噌汁がとってもおいしくて、何杯でも食べられてしまうくらいですが、何よりもおいしい物を食べている皆の表情が最高です。

2013年10月29日火曜日

風邪にご注意を



この夏の猛暑にも負けず、驚異の元気さを見せてくれた皆さんですが、ここにきて風邪を引く人が多くなってきました。まだそんなにひどい流行にはなっていませんが、大事をとってもらい、少しでも調子の悪い人はお休みしてもらっています。急に寒くなりましたからね。
皆さまご自愛ください

2013年10月26日土曜日

【台風多いですね】


 
今年は本当に台風が多い年ですね。被災された方々、今非難している方々、本当に大変だと思います。今来ている台風が大ごとなく通過してくれますように。

台風の被害に直面している所に比べたら大したことではないのですが、今年のアスタ荏田のイベントは何回か台風やゲリラ豪雨に直撃されてしまい、中止になったり、途中で撤退したりすることが多く、利用者の皆さんをがっかりさせました。

先日の福祉農園は雨の中決行されましたが、大雨のために2時までの予定を12時で切り上げる事になりました。(芋堀は後日開催するそうです。詳しくは都筑区社会福祉協議会さんへお問い合わせください)

雨や風は本当に大変ですが、冷静で動じなくなっている皆さんを頼もしく感じます。

本当にお疲れさまでした!また頑張ろうね。

2013年10月19日土曜日

【明日の天気】


 
イベント参加をしている所はみんなそうだと思うのですが、当日晴れるか雨かとっても心配です。たとえ会場が室内でも、天気によって集客がかなり違うので、作る量まで変わってきてしまいます。

明日は「福祉農園」です。とっても大きなイベントですが、毎年天気にはやきもきさせられます。外というのもあるんですが、雨の時の悲惨さを何回か味わっているので・・・

そして予報は雨のち曇り

晴れ女、晴れ男、がんばれー!!

2013年10月15日火曜日

【福祉農園へ出店します】



1020日(日)に行われる「福祉農園」にアスタ荏田出店します
10:00~14:00
場所:JA横浜きた総合センター多目的広場(荒天中止)

イベントに参加する時はいつも、晴れるか雨かとっても心配なんですが、特にこの福祉農園はグラウンドでやることもあって、ぎりぎりまで気が抜けません。でも、とっても盛大なイベントですのでみんなで毎年楽しみにしています。

当日はいつものクッキーやマドレーヌ、都筑野菜の小松菜やにんじんを使用したシフォンケーキに加え、限定20個の特製ベーグルサンド(お味は当日のお楽しみ)、秋のかぼちゃプリンなど、普段は販売しない商品も出す予定です。

芋堀もできますので、ぜひお出かけください!

2013年10月11日金曜日

【優先順位】


 

アスタ荏田は就労継続支援B型事業所ですが、その工賃事業の一つとして、また、皆さんの職業訓練の場としてカフェをやっています。もちろんカフェですから、お客さまが来てくれないと商売になりませんし、訓練にもならないわけです。なので、皆さんにはマニュアルがあり、お客様が来たら何をやっていてもまず接客対応をやるのがきまりです。

が・・・この「接客」と言うのがなかなか難しい。

カフェをオープンした当初、

・お客様が入口にいる時から睨みつけるようにしてしまい、帰ってしまわれる。

・自分の今やっている仕事に夢中で、お客様が入って来ても声をかけない。(お好きなお席に座って頂くことになっていますが、声を掛けないのでお客様が途方にくれてしまうのですね)

・一人のお客様に何人も押しかけてしまう。(伝票をもった店員さんが何人も押し寄せてきたら・・・私ならかなり引きます)

・自分のとったオーダーの不備を何回も確認に行ってしまう。等々。

今はみんな随分と慣れましたが、時々やっぱり忘れてしまいますので、マニュアルを読み直すことや、シュミレーションをすることが訓練にとって大変大切なこととなっています。

もちろん、みんな大真面目で真剣なんです。また、自分の事を先にするのではなく、お客様を優先する事は、彼らにとって今までした事のない経験だったりもします。「今まで親も先生も周りの人は全部私の事を一番に考えてくれたし、それがあたりまえだった。ここではお客様が一番と言われるけど、どうしたらいいのか解らない。」

お客さまもありがたい事に、笑って待ってくださる事も多いです。でも、これが自分に対しての接客だったらどうする?と。

店員さんが障害者であることはお客様には関係がない。あくまでアスタカフェのランチやコーヒーを楽しみに来て下さる方々です。

甘えてはいけないのですね。

職業指導の職員も真剣ですし、ときにはかなり厳しい言葉も掛ける事があります。いつかアスタ荏田を卒業して就職する人が出てくるかもしれません。そうでなくてもきちんとした接客はその人の自信になり、コミュニケーションに必要な力を付けてくれるはずです。お客様の前に胸を張って出て行く事が出来るように。そんな気持ちです。

2013年10月8日火曜日

【無事終了しました】



1056日と続いた橘学苑幼稚園でのイベントが終了しました。6日は横浜共生会という福祉法人さんのイベントにも参加をさせていただいており、皆で手分けをして行きました。

両方ともとても盛況で、作ったお菓子もほとんど完売させて頂くことが出来、先方の皆さまには大変お世話になりました。ありがとうございます。

さあ、今日からまた次に向かってがんばります!!


 

2013年10月4日金曜日

【一大イベント始まります】


 

明日から2日間(1056)、鶴見区にある橘学苑幼稚園でのイベント参加をします。

毎年幼稚園の皆さまのご好意で出店させて頂いていますが、今年はホールでのカフェの担当もさせて頂ける事となり、皆の気合がただ事ではなく、天気の悪さも吹き飛ばしそうな勢いで準備を進めています。

みなさまぜひお立ち寄りください

2013年10月2日水曜日

【お菓子作りの技術】



アスタ荏田ではお菓子作りがとても大切な仕事となっています

皆なで一つ一つ丁寧に作って、お客様に食べて頂けるのが何よりも嬉しい事です

そのために皆にとって、お菓子作りの技術を覚える事が大きな目標になっていたりします。人によっては最初から最後まで一人で作ることが出来るようになった人もおり、何年か前に比べると技術は格段に上がりました。それと同時に皆のお菓子に対する態度も変わってきたように思います。自分達の作ったお菓子を丁寧に扱い、お客様の元まで届けたいという思いが現れるようになったのですね。ただ作るだけではなく、思いを込める事。簡単なようですが、本当に心が向いていないと出来ない事ですね

2013年9月28日土曜日

【敬語を使うという事】


 

仕事上や年上の人には敬語を使って会話をする。

学校を卒業したばかりの時は使い方がよく解らない人も、就職したり、学生の先輩と接したりするうちに必要から学び、使えるようになる事が多いのではないでしょうか。

アスタ荏田でも敬語は仕事上必須ですが、この当たり前と思われている事が人により経験がないために、ある程度の年齢になっても使うことが苦手な人がいます。ご本人はとてもフレンドリーで、周りの人から好かれやすい人です。

 それでも、敬語を使うことが苦手という事は、その人にとってとても不利な事だと思うのです。

障害によって使うことが出来ないのと、経験や勉強しなかったために使えないのとは違っており、様々な場面で、敬語は「自分を守る言葉」でもあります。

お客様と接する時には必ず敬語でお話をする事。これは仕事としてあたりまえであると同時に、結果としてご本人たちの評価を上げる事となります。(ここの店員さんたちはとても丁寧に笑顔で接客してくれる。という)

今さらと思われても、これからの生活できちんとした敬語を少しずつ学び、使えるようになってもらうことは私たちの支援の一つです。

2013年9月24日火曜日

【ららぽーと横浜】


 

92427まで、ららぽーと横浜のイトーヨーカドー側(ノースコート)1階広場で「てつなぎつづき」という都筑区の作業所事業所連絡会主催で、都筑区内の各事業所の紹介や宣伝を行います。このイベントはららぽーと横浜さんの大きなご支援とご好意で実現しました。皆楽しみに待っていました。本当にありがとうございます!!

 

アスタ荏田は明日9/25(水)1000から1500過ぎまでお菓子の詰め合わせの見本展示やサンプルをお配りしています。ぜひお立ち寄りください。

2013年9月20日金曜日

【子どもたちの心】


 

先日幼稚園の園長先生とお話をする機会がありました。

障害を持った園児さんの話になって、知的な障害(自閉症や発達障害など)を持った子どもと、そうでない子どもとのコミュニケーションのお話が印象的でした。

年中さんくらいになると、会話で抽象的な表現(「あれ」とか「それ」)が出来たり、規範的な行動(静かにしていることなど)ができるようになるそうですが、それが障害のためにできない子どもに接すると、最初はとてもびっくりして恐怖を覚えたりするそうなんです。 (そりゃ、いきなり力いっぱいひっぱたかれたり、走り回られたりしたらびっくりしますよね)

でも、時間が経ってくると自然と理解をして、相手とのコミュニケーションが出来るようになるそうです。子どもたちの柔らかな脳が、それをゆるやかに受け止めていく事を可能にしているのですね。そんな経験をした子どもたちが成長して、障害を持った人と出会った時のコミュニケーションは、とても自然にできるのではないかと思います。

子どもの時の経験から、ことさらに「差別をしてはいけない」とか、「親切にしなければならない」とか思わなくても、脳がきちんと整理されているために、当たり前に接することができるのだと思うのです。

人とのコミュニケーションの力をつけるのに、積み重ねって本当に大切ですね。

2013年9月17日火曜日

【イベント参加は楽しい!】


 

先日書きましたが、アスタ荏田はこれから秋のイベントの季節です。皆さん一様に楽しみしてくれていて、先週初めには決起集会(ホントに)を行いました。

皆さんそれぞれに「今年はどこ行くのかな」と関心が高く、スケジュール表を食い入るように見つめていました。大変だけど楽しい!と思ってくれています。お時間がありましたらぜひお立ち寄りください。
イベントは下記地域イベントにてご確認できます。
 
http://www.asuta-eda.org/event/

2013年9月13日金曜日

【後見的支援制度】


 

少し耳慣れない言葉ですが、障害を持つ方々が住み慣れた地域での生活を続けていく事が出来るように、という目的の、ご家族を含めた生活全般のサポーター制度です。

まだまだ皆さんには知られていない横浜市独自の制度ですが、今困っている人だけではなく、今はまだ何も問題はないけれど、将来の事を今のうちから考えておきたいといった相談にも乗ってくれます。

アスタ荏田の利用者さんの中にもこの制度を利用している人がいて、これから自立していくための色々な相談や、たまには愚痴も聞いてもらって、心豊かな生活を送ってくれるといいなと思っています

ご興味のある方はぜひご連絡してみて下さい。


 

2013年9月9日月曜日

【秋です・・・か?】


 

ついこの前までの猛暑がうそのように涼しくて、過ごしやすくなりましたね。

このまま涼しい日が続いてくれると嬉しいんですが、こんどは寒い寒いとつぶやくようになるんでしょうね。わがままですが・・・

アスタ荏田の前の遊歩道は、商店街の床屋「ファミリーサロンKEN」のおかみさんと近隣のボランティアさんのおかげで、一年中とてもきれいな花が咲いています。特に春のさくらが咲く頃の菜の花やサクラソウなどは毎年種から育っていて、そのきれいさは圧巻です。夏の間グリーンカーテンを作ってくれた風船かずらや秋もコスモスなど、目を楽しませてくれて、本当に恵まれているなあと感じます

2013年9月3日火曜日

【職業訓練という事】


 

皆さんの目標は何ですか?
 
アスタ荏田で働く皆さんは、大きく分けてアスタカフェという喫茶で接客やランチの下ごしらえをしたりする仕事、パン工房でお菓子を製造する仕事、作ったお菓子やパンなどを販売する仕事、といった事をやっていて、これら全てが「職業訓練」として指導員のもとで働くことになっています。そして、ここで働いて何を得ようとするかが、皆さんの大きな目標となります。ある人は「工賃がいっぱい欲しい。買いたいものがある」であり、ある人は「将来は一人暮らしをしたい」であったりします。目標と言うのは人により違って良いのです。「今は何にも目標はないけれど、何となく良さそうだから来た。」と言う人もいます。その人にいろんな目標を持ってもらうことも、私たちの支援の一つです。とは言え、私たちが良いと思った目標でもご本人にとってどうなのかが一番大切なので、いくらこうしよう、と勧めても思うようにはいきません。ただ、一番困るのが「今で大丈夫!」と決めてしまう事なんです。つまり今の生活が永遠に続くと決めてしまっているんですね。いくら言葉で「将来」を説いても、「想像する」という事が苦手であったりすることで、いつまでも親は自分の側にいる。いつまでも自分の生活は変わらないと決めてかかってしまうと、いざ変化が来た時には何も出来ずにおろおろしてしまうばかり、という事になりかねません。なので、このような人には多少厳しい事を言うことになります。世間一般で言う「いつまでもあると思うな親と金」を福祉の世界でも、というよりも福祉の世界だからこそ早くから自覚してもらうことが大切だと思うのです。お金はもちろんですが、ご本人が周りの支えを得て生活していくためには、精神的な自立の方が大切ではないかと思います。これは私たちのみで出来る事ではなく、ご家族とアスタを含む全ての支援者が共に行って初めて伝わるもので、なが-い時間がかかります。

この事業を始めてみて、単にその人の「仕事の技術向上」だけでは本当の職業訓練とは言えないのだなと改めて実感しています。
 
 

2013年8月30日金曜日

【イベント!イベント!イベント!】


 

いよいよ秋からのイベントが間近に迫ってきました

毎年色々な所からお声を掛けて頂き、今決まっているだけでも11か所になります。この季節になると皆さんの気合が違ってきます。私たちも、秋は本当に忙しいからねって、4月頃から言い続けていますので、近頃は皆さん心構えもたくましくなって、頼もしい限りです。

何年か前までは、どんなに終わらなくても時間になれば帰ってしまっていた人が、最後まで仕上げてくれたり、職員が後はやるからねって引き受けても、完成が心配で残ってくれたり。スピードも格段に早くなりました。この夏も猛暑で心配しましたが、多くの人たちは体調も崩さずがんばってくれました。「無理しないでね、暑かったら、具合悪かったらすぐに言ってね」と声を掛けていますが、皆さんの方が元気で、私もがんばらねば!と励まされる方が多いですね。

イベントカレンダーに随時掲載していますので、お近くの方はぜひお立ち寄りください

http://www.asuta-eda.org/event/

2013年8月27日火曜日

【ボランティアをするということ、されるということ】


 

この夏も何人かの中高生がアスタ荏田にボランティアにきてくれました。

それぞれ目的は違うでしょうけれど、共通していたのは一人で参加してきたということです。私の想像では中高生だったら、何人かで参加しないと恥ずかしいとか、何をしていいか解らないとかあるのではないか、と勝手に思っていたのですが、アスタ荏田に来てくれたみなさんは一人で堂々と来て、しっかりボランティアしてくれました。一概に「最近の中高生」という思い込みで考えたらいけないんだな、とこちらが勉強させられる一面を見せてくれました。替って我がアスタ荏田の皆さんも、以前ならば中高生が来たりしたらうろたえてしまって、声を掛ける事も出来ず、お昼休みはひたすら職員が気を使って話しかける場面が多かったのですが、今回は皆さんからボラさんに話しかけることもあり、まあ!と驚かされることもしばしばありまして。

いろいろな成長が見られて、感慨深いひと時でした。

2013年8月24日土曜日

【夜店市終わりました】


 

アスタ荏田がある「えだきん商店街」恒例の「えだきん夜店市」が終わりました。毎年たくさんのお客さまが来て賑わうのですが、今年は商店街が30周年との事でイベントもたくさんあって、にぎやかでした。でも、最近のゲリラ豪雨が当日も当たってしまい、2回も中断してしまいまして、何となく疲れの残る終わり方をしてしまったような気がします(雨だ-大変だ-荷物が濡れる!しまえぇ-またやるぞ-雨だ!終わったぁ・・みたいな)でも、利用者の皆さんは元気いっぱいに声を出して販売してくれましたし、「楽しかったね!」と帰ってくれました。秋からはまたイベントが目白押しです。みんなでがんばろうね!

2013年8月19日月曜日

【えだきんぎょ】


 

前に書きましたがアスタ荏田は「荏田南近隣センター商店街」という長―い名前の商店街の中にありまして、ここは30年ほど前に開発された港北ニュータウンの初期に作られ、アスタ荏田のあるところは以前スーパーマーケットがありました。場所は横浜市都筑区のセンター南という地下鉄の駅から徒歩20分程の所です。

この商店街は通称「えだきん商店街」と言いまして、「えだきんぎょ」というマスコットキャラクターがいます。


ちょっと前に「FLOWER GIFT SHOPYUU」のオーナーの勇貴君が、「えだきんぎょのキャラクターグッズが欲しい」とつぶやいたんですね。

そこで、アスタ荏田の第2工房(裁縫、布小物制作部門)のSさんに頼んだところ、レシピなしでできたのがアスタ荏田作「えだきんぎょちゃん」ストラップです。かなりの完成度だと自負していますがいかがでしょう。アスタカフェにて絶賛販売中です


2013年8月17日土曜日

【夏ランチ2013】


 

アスタ荏田の恒例行事「ランチに行こう!2013」が始まりました。いえ、要は何人かでお昼を食べに行く事なんですが・・・

日頃ご家族と外食することはあっても、友人とお茶したり、ランチしたりという機会は意外と少なくて、皆さんとても楽しみにしてくれました。今回はカニ料理の「せんざん」、ピザの「サルバトーレ」、韓国料理の「壱語屋」などなど5か所に分かれて行きます。其々の食べたいところを選んで、食べたいものを注文して、其々でお会計をして、とっても笑顔で(仕事場で見た事ないような・・・)。やっぱり美味しいものを食べると幸せな気持ちになりますね。

2013年8月16日金曜日

【パソコンが!!!】


 

最近のゲリラ雷雨すごいですね。アスタ荏田もついこの間の雷雨で停電し、パソコン本体は大丈夫だったんですが、ネットがつながらなくなってしまいホントに困りました。今やネット無しには仕事も出来ない状態になってしまっていて、この環境の危うさに改めて気付かされたというか、自分ではどうしようもできないという無能さにいらだったというか。(だからって今更出来るようになろうとも思わないのですが・・・ゴメンナサイ)

お盆なのに快く来て下さった設定のSさん、ありがとうございました。

月初じゃなくて本当に良かった(涙)

2013年8月12日月曜日

【お金の使い方】2


前回お金の管理や使い方について書きましたが、皆さんのお金に対する思いや考え方には本当に色々あって、こちらが考えさせられる事がたくさんあります。

10年近く事業をやって来て、本当に今になって初めて、お金の価値の理解に対するギャップに驚かされることが多くなりました。

何故ならこれから私たちのB型事業所というものの定義に「総合支援」というのを基盤にしていこうと決めたのですね。生活というものの基本の中には必ずお金がかかわってくる訳で、そこを避けてはいくら工賃を高くしようと皆で頑張っても、彼らは意味なくこき使われてしまう感ばかり募ってしまうのではないかと思ったのです。

買い物自体は出来るけれどもお金は必ずお札で払い、お釣りがいくらなのかは全く考えず(分からず)に受け取る。10円以下は使いこなせない(バラ銭は親御さんに渡してしまうか、自宅のそこらへんにおいておく)。5円玉が2つで10円と言う認識が出来ないなど。これから自立していきたいと皆希望するのに、お金に対する意識は今一つ希薄なのですね。お金に振り回されるのはいやですが、生活に欠かせない物であることは確かです。

そこで、今、中学生や高校生をお持ちの保護者の皆さまにお願いがあります。ぜひ、彼らにお金の勉強をさせてあげてください。30歳、40歳になって学習するのはご本人にとってもつらく、勉強会や出納帳をつけてもらう度に、「今までこれでOKだったのに、なんで今更こんな事をしなきゃいけないのかなあ」というオーラをひしひしと感じ、つらいだろうなあ・・・とこちらも思いながらやっています。お金がないと困るという事は漠然と知ってはいても、本当に困ったことがないので「何とかなる」と思ってしまう。ですからぜひ、一度でいいので無駄遣いをさせてください。そしてその後決まった額を越していたら補充をしないであげてほしいのです。そのわけが解らなくても、欲しい物が買えないという体験は充分みなさんの糧になるはずです。

2013年8月9日金曜日

【お金の使い方】1


アスタ荏田は就労継続支援B型事業所ですので、利用者の皆さんが働いている事業所です。なので、皆さんには工賃という給料が毎月支払われます。もちろん、一旦渡された工賃がどんな使われ方をするかは個人々の自由なのですが、その「個人の自由」というのが彼らにとってはとても難しかったりするんですね。

一番多いのが「貯金」。一旦全額を親御さんに渡してから、一定額をおこずかいとしてもらい、あとは貯金してもらうタイプです。これはとても堅実ですが、自分はいつもやってもらう人であって、工賃も管理をしてもらい、使う事だけ考えればいいということなんですね。確かにお金の価値を理解するのが苦手な人にとって、ある場合では必要なことだったりもします。親御さんにとってみれば(私たち支援者もですが)、工賃を全部渡してしまうと一日で使い切ってしまうかもしれないし、だまされて人に取られてしまうことだって心配です。でも、逆にいつまでたっても(つまり、世の中がデフレとかインフレとかで物価が変動している、社会が変わってきている、と騒いでいても全く意識することなく)与えられたものを使うだけという生活から抜けられないという事になってしまうのです。「理解できない」ということと「知らない」ということは違うのですね。お金の価値や、やりくりなどのある一部分は理解できないけれど、知る事で少しでもお金について自ら考える事が出来るのであれば、その人は確かに社会とつながっている事になるし、経験しなければわからない事って世の中にはたくさんあって、何もかもから守り続ける事は不可能だと思います。また、それを知ってもらう事も大切な支援の一つではないかとも思います。もちろん人により理解度は違うので、その人に合った支援でなければいけないと思いますが、たとえ一時無駄遣いをしてお金が無くなってしまっても、「無駄遣いをしたからお金が無くなって、欲しい物が買えなくなった」という学習ができるのだと思います。

「お金は財布に生まれてこない」を理解するには言葉だけではだめで、(理解する力を持っていたとしても)体験と繰り返しがとても大切なんですね。

でも、正直いうとこれこそが「言うは易し行うは難し」で、根気と冷静さがとっても必要な支援です。

2013年8月3日土曜日

【猫のこと】


我が家には3匹の猫がいます。どの子も保護団体から引き取った猫ですが、今や外で暮らしていた事などすっかり忘れたようにのんびりと日々を過ごしています。ただ、1匹の子だけは昔、人に追いかけまわされた事が残っているらしく、抱っこされると必死になって暴れ、逃げてしまいます。今までも随分とトライしましたがその度に手ひどく引っ掻かれます。保護団体さんからは気長に付き合って下さいと言われましたが、ほんとうに信頼してくれるにはまだまだ長い時間がかかりそうです。

アスタ荏田の周りにも野良猫が何匹かいます。とても用心深くて決して必要以上に近くには寄ってはこないのですが、世話をしてくれるお店があって、(アスタ荏田は荏田南近隣センター商店街という港北ニュータウンでも古い商店街の中にあります)そこではとっても良いお顔をしてくつろいでいます。
一度ぜひお出かけください

2013年7月19日金曜日

見学会のこと


最近色々な所からの見学会のご依頼を受ける事が多くなってきました。
養護学校からの見学会が主ですが、以前に比べると保護者の皆さんの関心がとても強いのがわかります。
ご質問も具体的でわかりやすいのでこちらもはっきりとした答えをすることができます。進路にとても不安なのは今も昔も変わらないのが親の常なのでしょうが、明るく、前向きの考え方をされる方が増えました。
時代なのか、制度の問題なのかはわかりませんが、説明していてとてもさわやかに感じる事が多いのです。
見学会でアスタのかかわる事が出来るのはほんの少しの時間ですが、皆さんが障害というひとくくりでは説明できない個々のパーソナリティーを大切にした進路が決まる事を心から願って説明するように努めています。

個人的なご見学も受けていますので、お気軽にご連絡ください。

2013年7月10日水曜日

フォーラムが終わりました


少し前ですが、先月アスタ荏田で横浜ソーシャルビジネスの視察会と工賃アップのためのミニフォーラムが開催されました。

アスタ荏田が作業所として立ち上がってから早10年。皆さんの工賃売上アップを目指して来ましたが、10年というのはあっという間だったとつくづく思いました。平成22年にNPOになって、B型事業所に移行して、とにかくがむしゃらに皆で頑張って来て…と一言で言ってしまえば簡単なのですが、とにかく工賃を上げていくんだ!!という使命感だけではできなかった事がたくさんあって、ふと思い出に浸ってしまったひと時でした。

主催して下さったソーシャルポート横浜の皆さま、参加して下さった皆さま、ありがとうございました。

ソーシャルポート横浜HP:http://socialport-y.jp/

2013年7月1日月曜日

NPO法人アスタ荏田です


アスタカフェ全景
アスタカフェは、えだきん商店街の一角にあります。
NPO法人アスタ荏田は平成224月に開所した障害者の就労継続支援B型事業所
です。
お菓子を作ったり、販売したり、カフェで接客をしたりしながら利用者皆さんが仕事をして、より充実した生活が送れるような支援を目指しています。

なんて固いイメージになりましたが、HPをごらんになっておわかりのように、みなさんとっても笑顔で、活き活きと仕事をしています。何事もチャレンジしてみて、やってみて、挫折して、また起き上がっての繰り返しです。ご興味のある方はぜひ一度お出かけ下さい。

花壇の花がとてもきれいなえだきん商店街の一角にアスタカフェはあります。店の前は遊歩道で車が通らず、ご高齢の方も、お子さんも安心してお過ごし頂けます。
美味しいコーヒーとお菓子と、昼時にはランチも格安の500円でご提供しています。
ちょっとオーダーの取ることが苦手な店員さんがゆっくりお聞きする事をお許しいただければ、ゆったりとしたお時間をお約束いたします。お待ちしています!

NPO法人アスタ荏田ウェブサイト